中国モデルとは、一帯一路

一帯一路

一帯一路は、沿線諸国への開発と支援を通じて経済的・政治的影響力を広げていき、“中国モデル”が支配する国際秩序を形成しようという思惑も秘めているとの見方が常識だ。

一見金満家になり、鳴り物入りで設立した、AIIBの資金を群がる国々が、中国モデルを受け入れ、その恩恵にあずかるということは、いかなる結果が待ち受行けているかを冷静に考察すべきだ。

資本主義社会、自由主義社会、国際政治の世界で、「中国モデル」がもたらした幸福な要素はどれほどあるだろう?

人権侵害、弾圧、環境破壊、覇権主義の拡大など、あってはならない従来の価値観をすべて侵食していくのが中国モデルだ。

狙いは中国主導の新たな国際秩序の形成 “脱シルクロード”へ

以下引用

【北京=藤本欣也】現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」は、習近平国家主席が2013年に提唱したもので、中国主導により「新型の国際関係」を構築しようという試みだ。

一帯一路は、中国から中央アジア、中東、欧州へと続く「シルクロード経済ベルト(絲綢(しちゅう)之路経済帯=一帯)」と、南シナ海やインド洋を経てアフリカへ至る「21世紀の海上シルクロード(21世紀海上絲綢之路=一路)」の2大ルートから成る。計60を超す沿線国において、中国主導で鉄道や道路、港湾といったインフラ建設などを支援する。

中国としては、経済成長率が減速する中、(1)企業の海外進出を後押しする(2)鉄鋼など過剰生産分の新たな供給先を生み出す(3)海上輸送に頼る原油・天然ガスの陸上輸送網を整備する(4)発展の遅れた中国内陸部の開発を促す-などを狙う。

沿線諸国への支援を通じて経済的・政治的影響力を広げていき、“中国モデル”が支配する国際秩序を形成しようという思惑も秘めているとの見方が強い。

最近は“脱シルクロード化”が進み、沿線国以外のオセアニアや南米地域などからも参加国を募っている状況にある。

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